夢ゼミ S市職員Fさん

S市職員のFさんの夢ゼミを開催しました。神戸大学大学院時代から当学習室の講師をしていただいており、就職後も参加いただいております。

ゼミは「ダムの必要性」の問いから始まりました。ダム建設に賛成?反対?どっちでも良い?との問いかけを、5つの視点に立って受講生に問い直すというものでした。

そして「大学で学んだこと」として、世の中はめちゃくちゃ広いこと!だからいろんな考え方があること!それは、その人の立場や状況によってかわること。そして、どれが正しくてどれが間違っているかなんて言えないこと、と述べられました。

そのうえで、仕事をする中でいろんな立場の人の考えを理解しようとする必要がある。そのために、人の話を聞いて、自分の考えを相手に伝える。そのためには、いろんな知識が必要になる、と。

最後に皆さんに「伝えたいこと」として、自分のいる世界が全てだと思わないで。正しいことは立場や時代によって変わる。だから相手の立場になって考えてみて。相手の考えを理解する為には相手の話に耳を傾けて。勉強はもちろん経験することを大切に。と伝えました。

 

表紙に映し出されたヒガンバナの話(毒のある彼岸花を墓地を荒らすモグラやネズミから守るため人為的に植えた)をされました。美しくもするどい彼岸花に彼女の深い思いを感じました。